計量制度の歴史

正しい計量が行われるためには、行政機関による検査等の実施だけではなく、計量を行う事業所が、自ら計量管理を組織的・継続的に行うことが必要です。
その事業所における計量管理を推進する人が、国家の資格である計量士です。
計量管理とは軽量器の整備、計量の正確の保持、計量方法の改善、その他適正な計量の実施を確保することであり、計量士は計量器の検査その他の計量管理を行い、また、計量に従事する人の教育等を行っています。

計量士区分と主な業務

計量士になる方法
計量士になるには、次の2つのうちのいずれか1つです。該当する人は、計量士の区分ごとに登録が必要です。
 @ 計量士国家試験に合格し、実務に必要な所定の経験等の条件(以下の例)を満たす者。
一般計量士 ***** 一般計量に関する実務に1年以上従事していること
環境計量士
  (濃度)
***** 濃度の環境計量講習(1週間)の受講または濃度に関する実務に1年以上従事していること
環境計量士
(騒音・振動)
***** 騒音・振動の環境計量講習(1週間)の受講または騒音・振動に関する実務に1年以上従事していること
 A 国の教習機関である計量教習所の必要な教習課程を終了し、かつ、実務に必要な所定の経験等の条件(以下の例)を満たすものであって、計量行政審議会が認めた者
一般計量士 ***** 一般計量に関する実務に5年以上従事していること
環境計量士
  (濃度)
***** 濃度に関する実務に2年以上従事していること
環境計量士
(騒音・振動)
***** 騒音・振動に関する実務に2年以上従事していること


計量士国家試験について

計量士国家試験は毎年1回、3月上旬の日曜日に行われます。
試験案内書や願書は10月に全国9ヶ所の地方通産局等で入手できます。
試験地は、札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪府、広島市、高松市、福岡市、那覇市です。



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